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予測不能の時代5 〜予測不能の波を乗りこなす十六の技〜 其の二

執筆者の写真: 重光重光

予測不能の時代。

退化してしまった私たち現代人の未知への対応力。

それは身につけられます。

どのように身につけられるのか?


それは、あなたが、未知にどう向き合うか?



〜変化に向き合う4つの視点〜


「覚醒する」

「成長する」

「尊敬する」

「共鳴する」


今回も、4つの視点から、さらに分解した

実践の方に入っていきましょう。


「覚醒する」という視点をブレークダウンして

 

受け止める

覚悟する

求める

立ち向かう


という4つに分類されました。


今回のテーマは「覚悟する」です。




〜予測不能の波を乗りこなす十六手「覚悟する」〜

(以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)

 <矛盾を引き入れることを覚悟する。>


現実には、矛盾や対立が必ず存在する。

予測不能な変化のもとでは、

この矛盾や対立がさらに顕在化する。


短期の成果を大事にするか?

それとも 長期の成果を大事にするか?


短期がうまくいかなければ長期はないので

短期は大事だ。


しかし一方で

長期の目的や存在意義がおろそかになっては 短期の意味もない。


このような対立があらゆるところに現れる。


これらの矛盾・対立は、あなたの内面を落ち着かなくさせる。

心がザワザワする。


だからこそ、この矛盾をまずはそのままで

引き受けなければならない。


ありのままで

矛盾し 対立する現実を受け入れる覚悟を持つのである。


これを「覚悟する(Resolution)」と呼ぼう。

対立する一方を 犯人や悪者にするのは安易な考えである。


このような安易さを避ける 覚悟により

矛盾を超えた新たな視点へつながっていく。


「覚悟する」とは

矛盾を引き受け

そのための行動を厭わない覚悟を持つことである。


どんな状況でも迷わずこの境地に至れば

それは 動的な意味で「幸せ」である。

Happyingである。 (以上「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)


〜今日のワーク「覚悟する」〜


あなたの周りで

矛盾・対立はありますか?


もし、ある場合、

その矛盾・対立は、

何と何の矛盾・対立ですか。


まずは

それぞれ側の主張を

どちら側に立つことなく

俯瞰した立場で、

ありのままで受け入れましょう。

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