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  • 執筆者の写真重光

予測不能の時代4 〜予測不能の波を乗りこなす十六手〜 其の一

未知への対応力は身につけられます。

どのように身につけられるのか?


それは、あなたが、未知にどう向き合うか?


という問いになります。


そして、その前提としてのマインドセットが

「変化の理論の核心の三原則」

です。


<第1の原則>

 変化にはその特徴にあった向き合い方がある。


<第2の原則>

 的確に向き合えば変化は機会となる。


<第3の原則>

 変化を機会に変える行為が幸せである。


というものでした。


著者はこういっています。


「変化の理論の原則は、

 どんな変化も機会とすることができ

 前向きに立ち向かうことこそが幸せである

 という 前向きな哲学 なのである。

 幸せの本質はこのような未知の変化に

 いかに立ち向かうかにあり

 これは静的な状態ではなく

 絶え間なく 生み続ける 行動である。


 私はこの動的な側面を表すために

 ここでは4つ(覚醒する、成長する、尊敬する、共鳴する)

 を統合した動的な営みとしての幸せを

 Happinessではなく

 Happyingという動名詞で表現することとしたい。


 幸せとは 状態ではなく 動的な営み だからである。」



今回からは、この「動的な営み」のための

4つの視点をさらに深掘りしていきます。

(覚醒する、成長する、尊敬する、共鳴する)



〜視点を柔軟にすることが、人生を変える〜


よく、

パラダイムシフトとか

ストコーマ(盲点)を外す、とか

大局観、

と言いますが、

これらは、視点、視座を変えることです。

言うことは簡単ですが、

実践できるようになるには、

それなりに経験や訓練が入ります。


論語にも、

意なく、必なく、固なく、我なし

という言葉があります。


「意」は主観だけで判断すること、

「必」は自分の考えを無理に押し通すこと、

「固」は一つの判断に固執すること、

「我」は自分の立場や都合だけを考えることを意味します。


ここから抜け出ることは、難しい。

言い換えると、これらは視点をかえることで

解決してしまうことも多くあります。


先の、意、必、固、我に対しても

・客観性を持つ

・相手の話も聞き、お互いの譲歩を引き出す

・1つだけでなく複数の解決策を出してみる

・自分だけでなく相手・環境の立場も考える

ということで

随分違う結果や感情・気分が生まれるでしょう。


意なく、必なく、固なく、我なし

とは、意、必、固、我から抜け出し、

虚心坦懐、明鏡止水といった在り方で

人に接するということです。



〜変化に向き合う4つの視点〜


さて、話を元に戻しまして、

今回からは、この「動的な営み」のための

4つの視点

(覚醒する、成長する、尊敬する、共鳴する)

から、さらに分解した実践の方に入っていきましょう。


今回は、「覚醒する」という視点から。

この視点では、さらに、

 


受け止める

覚悟する

求める

立ち向かう


という4つに分類されました。

今回は「受け止める」です。




〜予測不能の波を乗りこなす十六手〜


受け止める

(素直にやるべきことを実行する)


やるべき仕事に追われて時間もない。

ところが 問題が見えてきている。

それなのに 状況の分析もできない。

先の見えない不安や迷いが生じる。


このような状況にどう向き合えば良いのだろうか。


これを「受け止める(マインドフルネスMindfullness)」と呼ぶ。


大事なことは

置かれている環境や 境遇を

まずは ありのままに受け入れ

やるべきことを着実に実行することである。


まずはやるべきことを素直に実行してこそ

その先がある。

現実は急には変わらない。

そして現実が今そこにあるのには理由がある。


だから、我々は現実を謙虚に受け入れなければならない。


すなわち、この「受け止める」とは

現実を 謙虚に 認め

人のせいにせず

素直にやるべきことを実行すること

である。


どんな状況でも、自己の内面において

迷わずこの境地に至れれば、

それは 動的な意味で「幸せ」である。Happyingである。



〜今日のワーク「受け止める」〜


あなたは、何を素直に「受け止め」ますか?

そして、実行すべきことは何でしょうか。

今日は、それに着手しましょう。


「着眼大局、着手小局」


まずは一歩です。


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