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予測不能の時代16 〜予測不能の波を乗りこなす十六の技〜 其の十三

執筆者の写真: 重光重光

〜予測不能の波を乗りこなす十六の技「結束する」〜

(以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)


<心配し、そして笑い飛ばす>


人と共鳴し合うためには

まず身近な人たちと、

良い関係を築くことである。


これを「結束する(Relationship)」と呼ぶ。


チームの仲間と

良い関係を築くことの重要性は疑いない。


良いチームは生産的で創造的で

そして互いに助け合うことによって

一人ではできないことを可能にする。


しかし、

予測不能な変化は

この結束に揺さぶりをかける。


うまくいっていたやり方を

見直さなければならなくなる。


新たなルールや資源も必要になる。

だから、あなたは心配になる。


といって、

あらかじめ心配して準備すると

意外に結果としては大事に至らず

後からは笑い飛ばせるようになる。


これこそが「結束する」の至福であり

この境地に至ることこそ

動的な意味で 幸せである。

Hoppyingである。

(以上、引用)



〜人と共鳴していく Harmonizingの領域〜


前回までは、人との内面的なかかわりある

・信頼する(Trust)

・教わる(Update)

・心開く(Diversity)

・感謝する(Synergy)

を見てきました。


この内面的な動きをとらえた上で、

いよいよ他者との共鳴、社会との共鳴という

段階です。


その一つめが、今回の「結束する(Relationship)」


予測不能な時代に、

チーム運営していくとき、

不慮の事態で

崩れてしまう。


ということは往々にして

よくあることでしょう。


特にZoomなどののリモート会議が

多くなった昨今、

いるのか、いないかのような

責任感もフワッっとしている

参加者、チームメンバーも

いるかもしれません。


あまり厳密にルールや規制をかけても

人は離れていきますが、

責任感がないのも困りもの。


そこで、

・信頼する(Trust)

・教わる(Update)

・心開く(Diversity)

・感謝する(Synergy)

というものを、

時と場合に合わせて、

柔軟に変化させていく。


これは、日本にも伝統的に伝わる五常とも言われる、

「仁義禮智信」にも通じるものがあります。



〜今日のワーク「結束する」〜


あなたのチームの結束の

原動力はなんでしょうか?

それは、変化や不慮の事態でも

変わらないものですか?

 
 
 

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