〜予測不能の波を乗りこなす十六の技「感謝する」〜
(以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)
<成長のための 困難に感謝し 立ち向かう>
常に心を開き
あらゆる機会を捉えて教わり
多様な人との新たな知恵を生む
というのは 実は決して楽ではない。
その困難や 食い違いにどんな態度で向き合うか。
そここそが、あなたが
試されているところである。
そこで 困難や 食い違いや複雑な状況に
「感謝する(Synergy)」ことができるか。

ダイバーシティが大事という。
多様な背景の人や分野をかけ合わせて
シナジーを生むことが大事と言われる。
それが簡単なら、そんなことをあえて言う必要もない。
実際には簡単ではないし
大いなる 困難をともなう。
その困難に感謝し 挑戦できるだろうか。
それができるかどうかで
その先の果実が得られるかが決まる。
あえて困難に感謝し立ち向かうことこそ
動的な意味で 幸せである。
Hoppingである。
(以上、引用)
〜 ダイバーシティ&インクルージョン〜
ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
という言葉をよく聞くようになりました。
これは、すごく単純に考えれば
分けることと集めること。
子どもも小さい頃は、
同じ色のものを集めたり、
またバラバラにしたり、
また集めたり、
ということをします。
(モンテソーリの教育などで、そういう玩具もありますね)
分ける、分類するということは
理解を分かりやすくするために
することです。
分けて、分かるんですね。
人々は民族・部族を分るために
衣装や装飾などで、それとわかるようにしていた。
それが、画一的なファッション、言語などにより
分類しづらくなってきた。
わかりづらいから、
私はこうです、とカミングアウトして
認めてもらうという行為が必要になったり
周りも認めてあげましょう
ということですね
始めから、周りの人たち、
つまり私たちが、なんでもOKですよ、
という度量があれば、
そんなこと必要ないんですよね。
(ことさらに考えなくてもできるはず)
ただ、ひとには先入観というものがあるので
それは取っ払いましょう、というのが
ダイバーシティ&インクルージョンに
取り組む一個人としての視点となるはずです。
個人が成長し、
パラダイムシフトができないと
組織や社会としての
ダイバーシティ&インクルージョンは
本質的にはなしえないですね。
だから、実際には簡単ではない。
しかし、
あなたならできる(できている)でしょう。
周りへの見本となってください!
〜今日のワーク「感謝する」〜
Synergy ,Sympathy , Synapse , Synchronicity
同時に、共に
という意味を含む言葉です。
これらの言葉を見た時、
あなたに湧き上がるものはなんでしょうか?
〜おまけ;易の「渙」と「節」〜
別れていく、発散していく動き。
があれば、
集めて、収束していく動き
もある。
近年は、収束、統合していく動き
インクルージョンのほう
が、よく言われているように感じます。
(これは陰のはたらきです)
易の中には
「渙」と「節」という卦があります。
ごく簡単にいうと
「渙」が拡散、
「節」が収束。
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