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執筆者の写真重光

予測不能の時代12 〜予測不能の波を乗りこなす十六の技〜 其の九

〜予測不能の波を乗りこなす十六の技「教わる」〜

(以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)


<心を開いて異質な事物と交わる>


変化に立ち向かうべく進むとき

必然的に「自分が知らないこと」

が必要になる。


どんな向き合い方をすれば良いのか。


これが「教わる(Update)」である。




自分が知らないことが必要になった時に

あなたには2つの道がある。


1つ目は、

自分が知っている範囲の中に

活動を制限することである。


2つ目は、

知らないことを学び

自分の範囲を拡大することである。


変化に向き合う時に選ぶべきは

常に第2の道である。


謙虚に 人に教わることである。


我々は常に人から学び、

教わる 気持ちで人と向かい合うべきである。


人に教わることで

答えの見えなかった問題への

ヒントやアプローチが見えてくる。


これこそが、人との良い関係の至福である。


そして何より大事なのは

人からの新たな刺激に、

心を開いて交わることである。


小林秀雄 は、これを以下のように述べたという。


「自分の知恵が人に伝わるのは、

 心を開いてその人と語り合う時だ。

 心を開いて、人を信じて お互いに語り合うところに、

 火花のように散る 知恵が、

 本当に生きた 知恵だ。」

 (『学生との対話』所収 國武忠彦「小林秀雄先生と学生たち」)



この火花が起きるためには

心を開くことが必要だ。


そこで生まれる 本当に生きた 知恵から

いつも教わる準備ができていること。


それは生きている限り

常に学び続け

常に教わることのできるという境地であり

動的な意味で 幸せである。

Happyingである。

(以上、引用)



〜今日のワーク「教わる」〜


あなたが

アップデートとしている学びを

誰かと分かち合いましょう。


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