top of page
  • 執筆者の写真重光

予測不能の時代10 〜予測不能の波を乗りこなす十六の技〜 其の七

「予測不能の時代」という本があります。

日立のデータサイエンティストの

矢野和夫さんが書かれたものです。


その本で

易経を取り上げている箇所がありますので

そちらをシェアしています。


予測不能な時代に対処していくには?


「視点を動かす」こと


それは「スキル」であり

後から身につけることができるものなのです。



つまり、あなたにもできます。



具体的には、

4つの視点をコントロールすること

で変化に立ち向かう。

それには訓練も必要かも知れません。


というわけで、

4つの視点をさらに4つに分解した

16の技を紹介しています。


易経は64卦ですが、

ここでは、16として

紹介しています。


今日は七つめになります。



〜予測不能の波を乗りこなす十六手「交わる」〜

(以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用)


<制約の中だからこそ、内なる 原理に従う>


新たな行動を起こすとき、

うまくいかないことも多いし

先が見えないことも多い。


そこで 焦りや 迷いが生じることもある。

このときにどうすべきか。


これが「交わる(Curiosity)」である。


新たなことには 自由がある。

しかし、自由は一方で人を苦しめる。


あなたの前には未知の世界が拡がる からだ。

既存のことの組み合わせ だけでも、無限にある。

この中に道を見つけていく必要がある。


このような 知らない世界、

不確実な未来を前に前向きな態度をとるか、

それとも後ろ向きな態度を取るか。


ここでは あなたは問われている。


答えは 常に1つだ。


知らない道の世界に前向きな態度を取るべきなのである。


何が起きているかわからない

という制約があるからこそ、

内にある原理 こそが

前に進むために 頼りになるのである。


内なる原理を今こそ大事にしよう。


この知らない世界を前にして

内なる 原理に従い

前向きな行動ができることこそ

動的な意味で「幸せ」である。

Happyingである。

(以上、引用)



〜今日のワーク「交わる」〜


どんな時に、ワクワクしますか?


あなたが好奇心をいだく対象は、

あなたにとって、どんな意味が

あるのでしょうか?


それが、

あなたの内なる原理、

行動原理と

関係があるかもしれません。

閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示

水風井と福井

ご無沙汰しております。 10月に入り、 秋らしくなってきましたね。 涼しく外出にも出やすくなってきました。 〇〇の秋という言葉がありますが、 あなたにとっては何の秋でしょうか? 芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋… いろんな過ごし方があるかと思いますが、...

太陽禮拝と「ビジネスパーソンのための易経入門」

先日、易経の読書会を行いました。 「ビジネスパーソンのための易経入門」 そこに来ていただいた方ととお話しを していました。 「この連休中は何やってましたか?」 「太陽礼拝を108回やって、その後シャバアーサナ」 「すごい、108回も?!」 「早くやったり、ゆっくりやったり、...

予測不能の時代19 〜予測不能の波を乗りこなす十六の技〜 其の十六

〜予測不能の波を乗りこなす十六の技「協創する」〜 (以下「予測不能の時代(草思社)矢野和男 著」より引用) <緊張する状況でも ぶれずに前に進む> 新たな関係が進むとき 忘れてはならないことがある。 これを「協創する(Resonance)」という。 これはただ...

Comentarios


bottom of page